今年の三島邸の芝桜庭園の様子
本格的に北海道ニセコエリアの「夏が始まる」合図はこの芝桜の便りを耳にする頃でしょうか。例年、5月末頃に見頃を迎えます。山の雪も、大半が溶け、深い緑の山の稜線がくっきりと見え始めるニセコの初夏。
倶知安町の旭ヶ丘公園の近くに位置する、「三島さんち」の芝桜庭園。この規模なのに、驚くことに個人宅の庭園なのです。80代の三島さんが毎年管理されており、その広さは4000m2にも及びます。
ビビッドな桃色だけでなく、よく近づいて見てみると、薄紫、白、薄紅色の色とりどりの小さな花弁がこの桃色の絨毯を織り成しているのがわかります。
白黒一色の白銀の冬のニセコから、美しい色とりどりの季節へと巡り、これから本格的な夏シーズンが始まります。雪が毎日降っていたシーズンがまるで嘘のよう。
青い空がこのカラフルな色によく映え、背景に映る雪解けの羊蹄山がまさにニセコらしい初夏の風景を作り上げています。これだけの規模なので、近くに寄れば芝桜の濃厚な甘い香りが。五感が満足する芝桜庭園です。
今年の見頃は6月初旬まで。個人の庭園ということもあり、庭園には駐車場はありません。三島さんのご厚意で無料で開放していただいているので近隣の一般住宅の方達に迷惑のないよう、定められた臨時駐車場に車を停めて、歩いてご鑑賞くださいね。
三島さんちの芝桜庭園
3つの臨時駐車場:
①くとさんパーク駐車場
②旭ヶ丘公園駐車場
③臨時駐車場(くとさんパーク駐車場の川を挟んで斜め向かい辺り)
〒044-0083 北海道虻田郡倶知安町字旭51